【リスクアセスメント活動の進め方(現場作業者編)】~現場作業者が意識すべき3項目~第25回

問題解決
安全担当者
安全担当者

リスクアセスメント活動を現場と実施しているんだけど、評価表を作るだけになっているような気がして。。。なかなかリスクアセスメントの効果が出ていないような。。。

 

ひこたろ
ひこたろ

リスクアセスメント活動を開始して、評価表を作る作業を覚えると、最初につまづく部分だね。この状況を継続すると、リスクアセスメント活動が継続できない状況になるため、教育が必要だよ。

ひこたろ
ひこたろ

今回は、リスクアセスメント活動を機能させるために現場作業者が意識すべき3項目を解説するよ。

現場作業者が意識すべき3項目

ひこたろ
ひこたろ

まずは、結論から。現場作業者が意識すべき3項目は以下の3つになります。それぞれ解説していくね。

 

1.リスクの全体感を管理者へ伝える
2.リスク評価をむやみに下げない
3.現場作業者の義務を果たして、管理者へは予算要求を強くうながす。
1.リスクの全体感を管理者へ伝える
ひこたろ
ひこたろ

よく現場作業者で「管理者がぜっっんぜん職場のリスクを把握していない!」と怒っている人がいますが、

 

「当たり前です!」

 

管理者は、いくつもの職場を管轄しており、現場の隅々まで把握することは難しいのです。

安全担当者
安全担当者

確かに現場でそのような声を聞いたことがあります。

ひこたろ
ひこたろ

管理者は現場リスクを把握していないので全体感をまずは伝えましょう。

安全会議などで、「この作業が危ない!」や「この設備が危ない!」など一部分のみを管理者へ伝えても、管理者は全体感が把握できないので、予算判断ができません。

 

 

また、作業ごとにリスクアセスメント行うときに、対策まで考えてしまうことにより全体感を把握することに時間を要する職場が多く見受けられます。

まずは、対策までを考えずに、職場全体のリスクを把握することに注力し、そのあとに対策を検討しましょう!

 

2.リスク評価をむやみに下げない
ひこたろ
ひこたろ

リスクアセスメント評価表を完成させるためには、「対策まで考えてリスクを下げないといけない!」という意識がはたらきます。

ただし、本質的に安全ではない作業については、むやみにリスク評価を下げてはいけません。

 

 

リスクアセスメントは、本質的な安全を目指すため、「人の意識にたよる対策」ではリスク評価を下げてはいけません。

 

ひこたろ
ひこたろ

そんなこと言っても、上司からは「リスク評価を下げろ!」という指示が飛んでくるんですよ!。

という声が聞こえそうですが、、、、

 

上司:「リスク評価を下げるよう検討してくれ!」

現場:「現場は注意喚起や行動を制限して、ルール守って安全に作業してるんや!設備改善してくれんと本当に安全な作業はできません!」

 

これで良いのです!!

 

 

 

 

むやみに下げることにより、1.でも言っている管理者のリスク把握が崩れて、改善するための予算配分の優先順位が付けにくくなります。

 

 

3.現場作業者の義務を果たして、管理者へは予算捻出を強く要求する。
ひこたろ
ひこたろ

1.2の実践は、前提条件があります。

それは、現場作業者としても「やることはやる」ということです。

現場作業者が義務を果たさずに、要望ばかりを言ったところで改善はうまく進みません。

 

 

 

まずは、現場が実践できることをしたうえで、本当に危ない高リスク作業については、設備改善要求を管理者へ強くうながしましょう。

現場作業者と管理者の間に「大きな壁」が存在している職場を、私も多く見てきました。

現場がすべきことと管理者がすべきことをお互いが満たしていないために、その壁は大きくなっていくと感じています。

「職場が安全になるため」という目的を現場作業者と管理者がお互い認識したうえで、リスクアセスメント活動を実践していきましょう。

 

まとめ

ひこたろ
ひこたろ

いかがだったでしょうか?

今回は、リスクアセスメントの進め方(現場作業者編)~現場作業者が意識すべき3項目~と題して以下の3項目を解説しました。

 

1.リスクの全体感を管理者へ伝える
2.リスク評価をむやみに下げない
3.現場作業者の義務を果たして、管理者へは予算要求を強くうながす。

 

安全担当者
安全担当者

リスクアセスメントが現場の活動ではなくて、管理者に対しても役割を明確にして、事業所全体で取り組んでいくべきだよね!

ひこたろ
ひこたろ

そうです!管理者側がリスクアセスメント活動を現場に丸投げしている事例も見受けられるため、「それは絶対にダメ!!」と指導していきましょう。

 

管理者側の役割は、次回「リスクアセスメントの進め方(管理者編)」で解説するよ。

 

問題解決
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製造業で安全衛生担当を7年経験しており、現在も継続中です。
日ごろの問題解決や安全知識を発信していき、安全担当者に選任されたかたの力になれると幸いです。

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